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2011年06月 アーカイブ

世界的な経済統合 6

買収を含めてあらゆる形態の犯罪に課せられる制限は、《技術》を動員することから生ずるでしょう。


ドイツ観念論の最後の犠牲者であるハーバーマスは、技術とはわたしたちの日常生活の創造者というよりもむしろ《イデオロギー》であると考えていますが、この考えは誤っています。


わたしたちの活動のしだいに多くの部分が制御されるようになるでしょう。


自動ドア、だれもが入手しうる無数のコード、度重なる電話の盗聴、あらゆる種類の保険、監視の一般化、どこにでもついてまわるエレクトロニクス・・・


これらは「世界の独占資本主義」の不可避的な将来です。


この80年代は、資本主義および産業的冒険との親密な関係を決定的なものにしました。


産業家のサン=シモンは人間的な環境が生ずるためには、たとえ不平等という犠牲を払っても資本主義が必要だとしたのですが、それはもっともなことです。


社会主義的イデオロギーは、たとえ「科学的」社会主義のイデオロギーであろうと、この不平等を長いあいだ活用することさえできなかったのです。


豊かな者と貧しい者とのあいだで闘いは続くでしょう。


ただしこの闘いは、横領品を唯一の争点とし、暴力を唯一の手段とし、暴力の永続性を正統性のための十分条件とするでしょう。


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