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2011年05月 アーカイブ

世界的な経済統合 5

貧しい諸国では、やむなく宗教が必要となるでしょう。


ごくわずかな利用コストではかりがたい利益をあたえてくれるのは、宗教だけです。


道徳的規律が全員によって内面化されていさえすれば、何人かの祭司が自己規律を課すだけで十分です。


この自己規律が、聖職のいくつかの力を支えとして、市民の治安を確保してくれます。


さらに軍事的権力のリーダーは法王の権威を備えています。


・・・以上が貧しい諸国の不可避的な処方箋です。


この処方箋によって、イスラムは他のすべての宗教に対する「技術的な」優位と大いなる未来を確保するのです。


すでに技術進歩に取り組んでいる諸国の場合には、宗教の復活はまったく論外です。


たとえ資本主義が感情的なものを完全に排除しないとしても、本来強制的で、それゆえ魅力に乏しい創始的な道徳宗教よりも、さまざまな感情をあおりたてる別の方法のほうが好まれるでしょう。


底辺が押しつける解決の様態は、頂点によって決定されるでしょう。


それらの様態はすべていちじるしく技術的なものとなるでしょう。

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